【2022年7月改定】整理収納アドバイザー1級2次試験 資料作りのコツ
2022年7月から整理収納アドバイザー1級2次試験の試験内容が変わりました。
私が1級2次試験を受けたのは改定前の6月。
小さな子供がいること、子供を夫に預けて試験を受けられる曜日が限られていることから動画提出しか方法がありませんでした。
改定後に希望曜日で受けることができるかわからず、準備期間4日で動画提出に挑んだんだよね……。
実際改定後は土日の開催が現時点ではないから頑張ってよかったね!
準備期間が限られた私でも合格できた試験対策や、資料作りのコツを紹介します。
整理収納アドバイザー1級2次試験の概要
以前まで試験内容は会場受験・動画提出・オンライン受験の3種類から選ぶことができました。
試験内容もプレゼンテーション形式だったのですが、7月からは大幅に変更となります。
2022年7月改定 1級2次試験概要 | |
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試験形態 | 口頭試問 (他受験者の同席なし) |
提出資料 | 研究発表資料提出 (試験日の4日前まで) |
研究発表資料 | 提案編・作業編から選択 |
資料の提出形式 | A4 相当10ページまで Word・Excel・PowerPointのいずれかのファイル形式かPDF |
試験方法 | ZOOMを使ったオンライン受験のみ |
試験時間 | 約60分 (1人あたり10〜15分ほど) |
受験料 | 19,800円 |
合格基準 | 80点以上 |
合格率 | 80~90% |
タイトル | 詳細を見る |
決めたテーマについて誠実に課題に取り組み、整理収納アドバイザー理論を使ってクライアントの希望に添った提案をし、気づきや効果をもたらしているか。
アドバイザーとしてのコミュニケーション能力や、将来性を考慮して評価します。
試験時間内は複数名参加しますが同席はなく、1名ずつの受験となります。
他受験者の説明を聞きながら、参考にするということができないため注意が必要。
一方的にプレゼンする試験から、口頭試問形式になったことでしっかり理解ているかや、実際のコミュニケーション能力も判断材料になる可能性があります。
合格率は高めなので、ちゃんと知識をつけて挑めば大丈夫!
1級2次試験 資料作りのコツ
仕事で資料を作ったりする方にとっては簡単でも、初めて作る方にとっては難しい資料作り。
時間がない中で作った私が言えることは、1次試験を受けている段階から2次試験の構想や準備を始めた方がよいです。
今回私が選択した作業編での資料作りのコツを紹介するよ!
資料作りに慣れていない人は【作業編】がおすすめ
研究発表資料は作業編と提案編のどちらかを選択することとなります。
プレゼン資料を作ることが多い方は提案編でも良いですが、慣れていない人は作業編がおすすめ。
実際の作業写真を多く入れることで、わかりやすく試験官へ内容を伝えることができるよ!
プレゼンをしない分資料の内容はかなり重要となります。
作業編を行ううえでこまめに色んな角度から撮影しておくなど、多くの写真を撮るようにしましょう。
資料ではクライアントとのヒアリング内容をしっかり書く
合格の基準にクライアントの希望に沿った提案をしているか、コミュニケーション能力なども判断の材料となることが書かれていました。
私はこの【クライアントの希望に沿った提案やコミュニケーション能力】というところがかなり重要だと感じています。
資料作りの時も1ページを使ってヒアリングシートや聞き出せたクライアントの気持ち、背景を記載したよ!
ヒヤリングシートは人によって違いはありますが、私が実際クライアントに記入してもらった内容はこちら。
- 名前(資料にはAさんなどで省略)
- 年齢
- 片付けたい場所
- 片付けたい理由
- 片付けに関して困っていること
- 要望
- 予算
- 趣味
他にもオープン型の質問を使い、クライアントとのヒアリングでわかった内容も具体的に記載しました。
ライフステージがどの段階なのかも書き加えると、準1級・2級をしっかり受講していたかが伝わりやすいです!
過去に自分で片付けを試みたけど理由があって断念したこと、同居家族が触れて欲しくない場所があるかなど詳しく書いたよ!
整理収納アドバイザー理論を多く使う
- 4つの基本領域
- 整理収納のステップ
- ステージ理論
- 整理の三大効果
- 整理収納5つの鉄則
2級や準1級で習う整理収納アドバイザー理論をいかに理解し、使用したのか伝える必要があります。
資料の中には作業の工程ごとにどの理論を使ったか、わかりやすく記載しましょう。
見出しに使ったり、資料の各ページに使った理論を記載するとわかりやすいよ!
ビフォーアフターの写真は必ず入れる
実際に作業した場所がどのように変わったのが一目でわかるよう、ビフォーアフターの写真は入れましょう。
全体写真だけじゃなく、ヒアリングしてわかったクライアントが最も困っていた場所の改善なども入れるとより伝わりやすいよ!
クライアントの感想を入れる
クライアントの希望通りになったのか感想やフィードバックを書くことで、コミュニケーションが最後まで取れていたことが伝わりやすいです。
試験までの日にちに余裕があり、クライアントとこまめに連絡が取れるのであれば、その後リバウンドしていないか確認して記載するのもアリだと思います。
口頭試問の時オリジナルを出しすぎないよう注意
この試験はあくまでもハウスキーピング協会で行なっている試験です。
テレビでよく見る【断捨離】や【ときめくかどうか】などのワードを口頭試問や資料に織り交ぜ内容注意しましょう。
すでにInstagramやブログなどで自分独自の片付け術を発信している人は、特にオリジナルを出さないよう気をつけてください。
まとめ
整理収納アドバイザー1級2次試験を受験するまでに学んだ知識をしっかり活用できていれば、合格できる試験となっています。
整理収納アドバイザー理論をしっかりと頭に入れて、口頭試問も頑張ってください!